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二宮真佑子のブルズびいき

Vol.30 “胆勇無双のポイントゲッター” クリストファー・オリビエ

2020-21シーズンが幕開けし、開幕節2連勝を飾った岩手ビッグブルズ。1試合平均20点をマークするチームのスコアリーダー、クリストファー・オリビエ選手・通称“CO”の強靭なフィジカルから生み出される豪快なシュートは、まさにエキサイティング!B2・B3での経験豊富なクリス選手は「戦い方を知っている」と自身に満ち溢れた様子が印象的だった。シュートまでの豪傑さに加え、しなやかで繊細なシュートタッチは、終わりのない「基本」の積み重ねが肝だった。チームやブースターからは「ビッグベイビー」と呼ばれているクリス選手のワイルドな雰囲気から繰り出す素敵な笑顔は、心を掴まれる人続出。日本のアニメ好きやお洒落好きといった素顔からその呼び名の所以を紐解く!

情熱溢れるプレーを

―今季、最後の猛牛戦士としてチームに加入したクリストファー・オリビエ選手。秋にはB2熊本ヴォルターズで安定した得点力でチームの勝利に貢献。すでにエンジンがかかった状態でチーム入りとなったクリス選手は、B3優勝に向けて気合十分。持ち味の激しくハードなプレーをブースターの人たちに魅せたいと話す―

クリス:今年でB3に所属して4年目になります。この舞台での戦い方っていうのはある程度知っているし、岩手にも相手チームにも知っている選手達は多いので、どういうプレーをするか、そのためにはどのような準備が必要か、シュート練習やボディコントロールなどにおいてもしっかりとアプローチをしていきたいと思います。皆さんには、僕がパッションを持ってプレーしているというところをしっかり見てほしいです。僕のできる限りのプレーをコートに全て出し尽くすので1つ1つを感じてほしいと思います。

屈強なフィジカル

―B3リーグがスタートして4戦を終えた岩手ビッグブルズは、3勝1敗で現在4位(1月26日現在)開幕節では当たり負けのしないゴール下でのシュートや豪快なダンクで会場を沸かせた。AWAY岐阜戦は、チーム最高25得点をマークし、まさに無双状態ー

二宮:開幕から4戦を終えて、1試合平均20点。チームのスコアリーダーにもなっていますが、この数字についてはどうみていますか?
クリス:得点については、まだまだいけると思います。徐々に試合を重ねていってもっともっと上げていけると思っています。
二宮:シュートが苦しい態勢でも最後まで当たり負けしない決めきるクリス選手のフィジカルの強さはどうやって生まれたんですか?
クリス:バスケットは他の人と比べると少し遅くて小学校5年生のときに始めました。
昔から体は大きかったけれど、フィジカルというよりも身長が高くて細身の体型でした。
大学に入るまでは、誰よりも大きくて苦労することはなかったけれど、大学に入ってNBAでも活躍する選手たちとプレーする中でフィジカルの重要性を得ることができました。
しっかりと食事をすること、筋力トレーニングも欠かさずやるようになったけど体重は、数キロしか増えなかったですね。
二宮:今ではまさに、屈強な男!!
クリス:長く筋トレを続けてきたおかげです。特にアメリカの大学時代が大きいです。
大学にいたチームトレーナーが作ってくれた筋トレメニューが自分にとても合っていたので、今でもそのメニューを続けています。

基本が最大の秘訣

―果敢に攻め込む姿から一転、しなやかで柔らかいシュートタッチのGAPに惹きつけられる人も少なくない。基本に忠実に向き合い繰り返すことこそがシュート精度を上げ得点力の高さにつながっているー

二宮:ボールを持った瞬間からシュートまでのクリス選手のプレーは、バスケット初心者の私も本当にみていてワクワクします!シュートの時は何を意識しているんですか?
クリス:とにかく決めることだけかな!(笑)シュートの時は特にボールを持っている手の感覚を大事にしています。長く経験もしているので感覚的なものは体に染みついてはいますけど、とにかく繰り返しやり続けることが大事です。例えばシューティングもしっかりとフォームを整えた形で練習をする。基本を常に繰り返してきました。
二宮:シュートへのアプローチの仕方の判断も迷いがないですよね。
クリス:ボールを自由自在に扱える点も強みの1つなので、僕より大きい相手であればフィジカルよりもドリブルで抜くことができるし、反対に僕より小さい体の相手だったら体の大きさで勝負ができるので、その判断を瞬時に的確にできるように意識しています。

もっと知りたい素顔を拝見☆

愛称は・・・

豪快なプレースタイルに加え魅力的な笑顔で熱烈なブースターたちの心を掴むオリビエ選手。情熱的で少年のような心を持つ彼の人柄が多くの人から愛され、チームメイトの中ではCOとはほかに、ある呼び名もあるんだとか。
クリス:ある時はチームメイトから“ビッグベイビー”って呼ばれていました(笑)
二宮:ビッグベイビー!??どうしてそう呼ばれるようになったんですか?
クリス:昔からアニメやゲームが好きで、そういうところが影響していると思います(笑)
二宮:日本のアニメもご覧になりますか?
クリス:もちろん。幼い頃から日本のアニメは馴染みがあって、ポケモンやドラゴンボールなんかも観ていました。今はONE PIECEにハマっています。
二宮:好きなキャラクターは?
クリス:やっぱりルフィー!それからゾロも。ルフィーは、基本的に面白くてみんなのリーダーというカリスマ性をもっていてかっこいいです。
敵に立ち向かっていく正義もあるので好きです!

COの格言!

クリス選手が大切にしている言葉は、“Life is like marathon”
人生はマラソンのように山あり谷あり。道半ばでアクシデントが起こっても、悪いことがあっても常に立ち向かっていく。好きなラッパーの音楽で出会ったこの言葉。力強くそれでいて深い“Life is like marathon”。
いつもハードで勇ましいクリス選手のバスケ道を表す言葉だ。
Keep going! Keep going! Keep going !!

お洒落なCO

ユニフォーム姿だけではなく、プライベートの装いにも注目!
ある時はグリーンで、ある時はピンクで、統一感のあるファッションに、
頭から足元まで意識したコーディネートはお洒落好きであること間違いなし!
クリス:もともとファッションには興味があって、好きな洋服のブランドもいくつかあって、それを集めるのが好きです。
二宮:オフの日はお洒落することが多いんですか?
クリス:残念ながら今は寒さが増して毎日スウェットだね(笑)
夏になったら着る機会があるかな!
二宮:夏の装い楽しみにしています!

―最後に、開幕を楽しみにしているブースター・ファンの皆様へひとこと―

クリス:まず皆様がコロナの状況下の中で安全に過ごされることを願っています。
ホームゲームに足を運んでいただけるならば、僕のハードでエキサイティングなプレーを見てほしいと思います。
そして、最後に僕たちの手で岩手のためにB3優勝をしたいと思いますので応援よろしくお願いします。