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二宮真佑子のブルズびいき
Vol.12“いぶし銀プレーヤー”永田晃司#68

Vol.12“いぶし銀プレーヤー”永田晃司#68

チーム最年長、若手にはない円熟した確かな実力プレーでチームを支える永田選手。
堅実な守備やパスセンスが玄人に好まれ、まさに“いぶし銀”という言葉がぴったりの渋いプレーで多くの人を魅了する。年齢を重ねても安定かつ全力プレーを繰り出すその裏には最強の体幹が!?また、スイーツ、温泉好きとして知られる永田選手のピュアな一面ものぞかせた。

今シーズンを振り返って「感」  

永田:色々な方が応援してくれたり、家族や大切な人が支えてくれたりと、そういう人たちに感謝して過ごした1年でした。

―プライベートでは、ことし2月に第一が誕生し、父親になった永田選手。我が子の誕生は言葉にできないほどの思いだった―

二宮:出産の時は立ち会われたんですか?
永田:生まれる瞬間に立ち会えてはいないんですけど、ホーム戦出発直前に息子に対面することができました。
二宮:息子さんが生まれて初めての試合、ソワソワしましたか?
永田:いや、そこまではないけど、なんか違う気持ちではありました。やる気が違いました、やってやろうっていう。

―その記憶に残る東京C R戦では、堅実な守備で失点を防ぎ、絶妙なポジショニングで攻撃を支えるまさにいぶし銀の活躍を見せた―

―短い時間でどれだけ自分の持ち味を出し切れるか。常にチームに足りないもの、必要なところを先読みして動く永田選手。冷静かつ的確である一方、激しいディフェンスや全力で飛び込むリバウンドなど、ハッスルプレーが光った―

永田:裏とるのが昔から好きだったので、相手を見ればタイミングやチャンスが必然的に見えてくるので、もう染み付いている感じですね。僕はスタートじゃないので、ベンチで見ていて足りないところとか、こうしたらもっと良くなるっていうところを見つけて、あとは自分の強みを出せるようにして試合には臨んでいます。自分はとにかくハッスルして、数字に残らないところでチームが勝ちに近づけるように。気を遣っています(笑)
二宮:え、気を遣っているんですか?
永田:(笑)1番年上なので。でもとにかくハッスルプレーを意識しています。
激しいディフェンスとかリバウンドに全力で飛び込むとか僕が頑張れば、下がサボれないじゃないですか。そういう風にすればコーチも助かるのかなって思っていて、だからハッスルするようにしています。

体幹お化け!?

二宮:プロ選手を長く続けることで体の変化は感じますか?
永田:感じますね。疲れがとれないです。最近は、痛いところが治らないというか回復が遅いので本調子にはならないので、ケアをしてしっかり準備をして付き合っていくしかないかなと思っています。

―社会人リーグからスタートしてプロ8年。常にコートでは全力で戦える態勢で準備をしてきた永田選手が大切にしているのが“体幹トレーニング”だ。38歳になった今も体幹お化けと呼ばれるほどの安定感を持つ―

二宮:これまで足や膝など大きな怪我をされたことは?
永田:大きな怪我はないですね。体幹トレーニングをずっと前からやっているのでそれが大きいのかなと思っています。
二宮:体幹トレーニングはいつ頃から重視してきたんですか?
永田:プロになってからずっとですね。北海道時代のトレーナーに体幹トレーニングを教えてもらったんです。半強制みたいな感じでやっていたんです。1時間集中して体幹メニューだったんですけど、最初は、本当キツすぎて全然できなかったんですよ。
それが悔しいじゃないですけど、やるようになりましたね。

―チームで最強の体幹を持つ永田選手。子どもたちにも自らお手本を披露した―

兄ちゃん的存在

―後輩からも慕われるチーム最年長の永田選手。後輩から永田選手のイメージを聞いてみると、頼れる中にも親しみやすい優しさ溢れる人柄を実感する。
ヤンチャな3人の後輩から永田選手の印象を聞いてみた―

(中野広大選手のコメント)
例えば、僕がツッコミをタメ語でやっても怒りません。アウェイの遠征でも晃司さんから誘ってくれた男気ジャンケンで飲み物を賭けたりしました!とても面白い人です。

(上田雅也選手のコメント)
普段は、コージさんって呼んでいるんですけど、本当に上下関係を気にしない方です。
後輩の面倒見がめちゃくちゃ良くて、シーズン中もよくご飯に連れていってくれたり、使わなくなったバスケウェアとか新品のウェアとかもくれたりしました。いい意味で最年長らしくない、一緒にバカになってもくれますし、時には誰かが違うことをしていたら、それは違うと言ってくれる頼もしい先輩です。僕は尊敬しています。

(伊藤良太選手コメント)
悪戯好き、口悪い、バスケ好き、負けず嫌い、欲に素直、ですかね(笑)
漫画に登場してきそうな人柄で、僕はあのノリ好きです。いじめられるけど、いじってもいい関係でした!プレーでは、痒いところに手が届くリバウンドやボールカットが印象的で一緒に出て楽しかったです。

二宮:後輩とも距離がとても近い感じですね
永田:昔から縦社会が厳しい環境にはいなかったんです。僕らの大学時代とかは結構
上下関係厳しかったりしたんですけど、僕の大学もそういうのがなかったので、だからかなと。先輩とかでも敬語使うな、敬語使ったら怒るとかっていう先輩もいて。
だから下もタメ語ですね。でも全然気にならないですね。
二宮:チームメイトから急に驚かされるなど、悪戯もされるそうですね。
永田:あ〜ありますね。隠れていてわぁ〜って。僕、すぐびっくりするので(笑)
二宮:怖がりなんですか?
永田:怖がりなのかな、なんかとっさのやつはダメみたい。すっごい大きい声出すので(笑)でもそれも全然OKです。

スイーツと温泉と私

―ルーティンは、“カフェラテ飲む”こと―

永田:試合いく時に、大体買っていきます。ミルクの多いカフェラテが好きです。
どうしてもとらなきゃいけないってわけじゃないけど、思い返せば毎回買っていますね。
二宮:甘いもの、お好きなんですね。
永田:好きですね。飲み物は100パーセントジュースとか好きですし、食べ物だと、ケーキが大好きです。
二宮:体とか気にしたりしないですか?
永田:気にしていますけど、食べちゃいますね。本当は毎日食べたいくらい好きなので、気持ち抑えています。モダンタイムスさんのケーキは美味しいです!

―自称、温泉大使と名乗るほどの温泉好きで知られる永田選手。岩手に来て5年間で県内各地の温泉地を巡ったという―

二宮:どのくらい行かれたんですか?
永田:5年で50か所以上は行っていると思います。
二宮:そんなに!?どのくらいの頻度でいくんですか?
永田:多い時で週2〜3回は行っていましたね。
二宮:温泉の魅力は?
永田:えっ?気持ちいい!(笑)もう何も考えなくていいし気持ちいい最高!って。
二宮:永田さんおすすめの温泉地は?
永田:あんまり行ってほしくないかな(笑)泊まり行くならここって決めていて、好きな所には10回以上行っているので。正直そこであまり会いたくないじゃないですか(笑)
二宮:なるほど!では、あえて秘密にということで(笑)

―最後に、これまで熱い声援を送ってくれた皆様にメッセージを―

永田:今シーズンに限らず、これまでずっと応援してくださって本当に感謝しています。
こういう形で終わってしまってB2に上げることができなかったんですけど、中断になるまでは、練習からハードに戦ってきたのは自負じゃないですけどそう感じています。
来シーズンもビッグブルズはまた良い形で迎えると思うので、これからも応援よろしくお願い致します。

※次回は、吉田優磨(よしだ・ゆうま)AHCです。乞うご期待!