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二宮真佑子のブルズびいき
Vol.19 Red Charm特集②

Vol.19 Red Charm特集②

会場に元気・勇気・笑顔を届け、観客を魅了するブルズチア。きらびやかな衣装を身にまとい、キレのある美しいダンスで試合に彩りを加えてくれる欠かせない存在です。まさに応援の力で選手とブースターを一体にする架け橋。今季、熱いエールを送ったのは5人の彼女。学生や社会人として働く傍ら、練習に励み美に対して惜しまぬ努力を重ねる毎日。
そんな彼女たちにチアの魅力や日々の実態についてたっぷり聞いてみました。笑って泣いての女子トークを2回に渡ってお伝えします。最終回は、学生コンビのMAOとSAAYAです。

mao
MAO
チア歴 3年目
身長 158㎝
出身 岩手県宮古市
趣味 即興ダンス・一輪車・エレクトーン
saaya
SAAYA
チア歴 1年目
身長 156㎝
出身 岩手県釜石市
趣味 サプライズをすること

―Red Charmが掲げるスローガンは、誰からも愛される存在になること。
多く人たちに元気と勇気を届けるチア。舞台に立つ時だけではなく社会人として学生としても一人ひとりが生活の中でどう行動するか、どう言葉にするかなど高い意識を持って過ごしてきた。また今季はこれまでの可愛らしいイメージとは一転し、志をもち芯のあるしなやかな大人の女性を演出し多くの人を魅了した

チア5人写真

―チアの活動に取り組む傍ら、日々大学生として勉学やバイトに励む2人。
将来の夢に向かってまっしぐらの彼女たちにとってどのようなシーズンだったのか―

今シーズンを振り返って

「スタイルの変化、立場の変化」

MAO:2019-20シーズンで3年目になるんですけど、3年間の中で一番変化の年だったなって思います。一つは、チアのイメージが変わったっていうことです。元々のブルズチアは、可愛らしいイメージが強かったんですけど、今年は大人っぽさを大切に美の要素が強かったんです。髪型やメイクを変えたり、開幕前は体を絞ったりしたのは、今までにはなかったかなって思います。
二宮:そして、初めてキャプテンとして臨んだシーズンでしたね。
MAO:まさか自分がキャプテンをやるとは思わなかったので、大丈夫かな〜って思ったんですけど何とかやってこられてよかったです。年の差とか全く関係なくみんなが協力してくれたのですごく助けられましたし、やりがいがありました。

―さらに、新たなダンスの振り付けにも挑戦。女性のカッコよさを表現した激しいダンスに加え、キャップを使ってブースターも一緒に踊れる一体感を大切にしたダンスナンバーに仕上がった―

https://youtu.be/6WNK0rNOLIQ

「心から楽しめるやりがいに」

SAAYA:私は、チアとして初めての年だったので戸惑うこともありました。
チアに誘ってくれた方たちに感謝の気持ちでいっぱいだし、実際にチアとして踊って感動したし、時には上手くいかなくて落ち込んだしで、色々な感情を持った1年でした。自分自身の考え方も変わった年でした。
二宮:どのような考えに変わっていったんですか?
SAAYA:まず、チアをやるっていう考えがなかったんです。自信もまずなかったし、踊るって何?っていう状態でした(笑)でも、やっていくうちに楽しくなってきて。
今まで自分自身が動いて何か一つのことを一生懸命やるってことがなかったので、やりがいを感じました。自分のダメなところも気づいて直さなきゃって思えたので、人間としても成長できた機会だったなって思います。

きっかけは・・・

―3年目のMAOさんと1年目のSAAYAさんがチアの世界に入ったきっかけとは。
チアに入る前はチームのボランティアとしてチケットのもぎりやグッズ販売に携わっていたSAAYAさん。ある時社長をはじめ、あらゆる人からオファーを受けることに―

「熱いアプローチに心打たれて」

SAAYA:最初は、社長から「チアをやってみないか」っていう話をいただいたんですけどその時は「あ、いいですね〜アハハ」みたいな、決断しないままやんわり話を終わらせたんです。そしたら後日、広報の菊池さんからお話をいただいて、そこでもちょっと決断しきれなくて、やんわり(笑)そしたら、今度はRENAさんからLINEをいただいて、「お話したいから今度ご飯でもいかない?」っていうことで連れていっていただいた時に頑張ろうって決めました。
二宮:3人目にして決断したその理由は?
SAAYA:こんなに私なんかに代わる代わるお声がけいただいて貴重な時間をごめんなさいと思って(笑)そのお気持ちにありがたいな、チャレンジしてみようって思えたんです。

SAAYAチアはじめたて

―小学生の頃から踊りが大好きだったMAOさん。そんな彼女にとっていつも笑顔で会場を盛り上げるブルズチアは、特別な存在だった―

「憧れの存在になりたくて」

MAO:最初は、中学1年生の時だったんですけど、宮古で開催された試合を観て、踊っているチアがすごくキラキラしていて、素敵な存在だなって思っていました。その時は、自分がやるとかは全くありませんでした。でも、高3の時に盛岡に進学が決まった時「もしかしたらチアができるかもしれない、挑戦してみたい」って思ったんです。元々人の役に立つ仕事がしたくて今の進学した学校も決めたんですけど、チアも人を笑顔にしたり元気にしたり、そういうのに繋がっているなって思ってやってみようって思って始めました。

より魅力的な女性を目指して

―常に人に見られる憧れの存在のチア!学生コンビの彼女たちの美の秘訣とは―

「満腹を感じない!?メリハリつけてコントロール」by MAO

MAO:私、お腹がいっぱいになったことがなくて。腹八分目とか十分目とかあると思うんですけど、そのバロメーターが全く分からないんですよね(笑)満足したなっていうのはあるんですけど、ちょっと時間が経てば食べられちゃうんです。でも、このままだとどんどん横に太っていってしまうなってある時思って、メリハリをつけるようにしました。
食べたい時は食べます!例えば、サークルの飲み会やチアのみんなでご飯とかそういう時はガッツリ食べるようにしています。だけど、家で食べる場合は、摂生をしています。
二宮:家ではどのような食事を心がけているんですか?
MAO:野菜は必ず食べるようにしています。物足りない時は野菜だけでも買い求めに行く時もあります。あとは、家では極力白米を食べないようにしていますね。もしも、ご飯とか炭水化物が欲しくなったら、オートミールとかもち麦ご飯を炊いています。お肉とかタンパク質に関しては、とりむね肉を買ってきて低温調理で鶏ハムを作って食べることもあります(笑)

「毎日がハッピーライフ」by SAAYA

SAAYA:私は、気持ち的な問題ですけど、とにかく自分が楽しく生きていたいって思っているんです。これは、チアを始める前から十代の頃から掲げている心意気です。
普段どれだけ笑っているかで表情に出てくると思うので、チアをやる上でも笑顔は大切なので、気を付けていますね。
MAO:SAAYAの座右の銘だよね。
SAAYA:いや〜ちょっと恥ずかしい(笑)座右の銘って、四字熟語とかことわざとかが多いと思うですけど、私は自分で作って考えるものだと思っていて、プロフィールには、
中学生の時から思っていることを書いたんです。人にいう時は「毎日がハッピーライフ」って言っているんですけど(笑)

―10代の時にその思いを強くしていたSAAYAさん。きっかけは、2011年の東日本大震災だった

SAAYA:小学校6年生の3月に震災を経験したんですけど、人生において後悔したくないなって思ったんです。人生においてって、そんな大層なことではないんですけど・・・。
MAO:人生においてって、わかる、わかる。
SAAYA:日常で当たり前が当たり前じゃなくなるってことをすごい感じて。周りも落ち込んでいるし、なんかそれが嫌だなって。なんか泣きそうになってきた・・・(笑)
自分の中で、いつああいうことが起こるかわからないってなった時に、1日1日楽しく終わったらいいなって思って。そしたら、何かあった時に後悔しないなって、もう後悔したくないから。それが絶対毎日ハッピーに生きようって繋がりました。私が楽しくなっていれば、周りを楽しくさせられるし、それを見れば自分もより楽しくなるし、自分がとにかく楽しく生きようってやってきました。
MAO:私は、絶対死にたくないって思いました。私は本当海に近い小学校だったんです。避難するために移動した時に今まで見ていた景色が全く違ったんです。まず鳥居って壊れるの?え、石だよね?って。そのあとも卒業式や入学式もちゃんとしたものはなくて、避難している人たちがいるので体育館も校庭も使えなくて、一緒に過ごしているみたいな感じの学校生活でした。なんかそういうのを見ていたら絶対に死にたくないって思ったし、何がなんでも頑張って生きようって思いました。

必須アイテム★

―なかなか見ることのできない2人のカバンの中をチェック!彼女たちの必需品の中にそれぞれの美意識の高さが感じられた―

SAAYAさん必須アイテム「香水」

saayaカバンの中身

SAAYA:私は香水が好きで結構集めているんですけど、
この香りが一番好きでめちゃめちゃいい香りがするんです!
二宮:本当だ!いい女の香りがする(笑)
SAAYA:ビッグブルズの日はこの香りって決めています。
香水は気分で変えていて、例えば、雨の日はシャンプー系、
じめっとした時に甘い系だと嫌われるかなって思って、
スッキリする香りにします。友達と遊びに行くっていう時は甘い系にしています。
二宮:そのまま持ち歩いているんですね。
SAAYA:肌につけると香りが変化してしまうので、出発前につけたらまた5時間後につけるようにしています。

MAOさんの必須アイテム「リップ」

二宮:リップが多いですね!!
MAO:はい。リップだけでも6本入っています(笑)
リップは家で塗るんじゃなくて、バスや電車の中とか
移動中に塗るんです。最近使っているオレンジ系のピンク、
チアの時に使う勝負の赤、冬場に使いたいシックなもの
とかも入っています。
二宮:どうしてこんなに持ち歩いているんですか?
MAO:今日の気分はこれじゃなかった〜っていう時もあるので、そういう時に対応するために入れています。基本リップを塗らない人間だったんですけど、大学の友達に「塗らないと血色悪いよ」って言われてから、ちゃんと持ち歩くようになりました(笑)

クロストーク

―最後に、より彼女たちの素顔を引き出そうと、互いを語ってもらうクロストークを展開してもらった。まず、互いの印象について、同い年の2人―

Q:SAAYAさんから見たMAOさんの印象は?

SAAYA:MAOさんは、いつもとびっきりの笑顔でパァってキラキラ人だなって(笑)
初めて会ったのがクリスマスに近い冬の試合だったと思います。私は、ボランティアとして試合に来ていて、チアが会場の外で出迎えているところを見たんです。「わぁ〜寒そうだな」って思って見ていたんですけど、MAOさんは、そんな中でもずっと変わらずに笑顔で「こんにちは〜」って挨拶をしていてすごいなって思いました。チアに入ってMAOさんと関わっていくうちに、ダンスが好きで、チアとしての自覚を持って一生懸命やられている方だなって改めて実感しました。しかも、同い年ながらにこの率いていく力がすごいなって思います!

Q:MAOさんから見たSAAYAさんの印象は?

MAO:最初、ボランティアで見た時は、年上の人だと思っていたんです。
すごい大人っぽくて可愛い子がいるじゃんって、結構言っていて。
SAAYA:(笑)
MAO:で、後日そのボランティアをしていた子がチアに入るんだよって聞いて、
え、あの子!?ほんとに?って。それで初めて対面した時に、同い年だって聞いて衝撃を受けました。え、マジか!もっと自分も大人っぽくならなきゃって思いました(笑)
二宮:一緒にチアをやってみたら見えてきた部分とかありますか?
MAO:すごい気を使う子です。どこにいてもいろんな準備ができていて、用意周到です!
たとえば「あ、ティッシュ忘れた」っていうと、SAAYAが「ティッシュありますよ!」ってすぐに出してきてくれました。コロナが本格化する前には「うちらもアルコール消毒しなきゃだよね〜」って話していたら「今日、除菌グッズいっぱい持ってきました!」って言って、除菌グッズをバァ〜って出してきて使ってくださいって(笑)
飲み物がない時とかも誰より早く「あれ、大丈夫ですか?」って気づくんです。
「こんな気づく〜〜〜?」って(笑)これだけ気を配れる同い年は初めて見ました。
SAAYA:そんな、そんな、そんな。
MAO:なかなかいないから!本当に!
SAAYA:いやいや、なんかちょっと・・・ニヤけますね(笑)

クロストーク

―これだけは聞いてみたい!!―

MAO→SAAYA Q:どれくらい服を持っているの??

MAO:SAAYAってすごいお洒落さんです。バイトも服屋さんなんですけど「え、服めっちゃあるよね!?」っていうくらい色々なジャンルの服を持っているんです。
清楚系で女の子っぽい時もあるし、セクシー系の時もあるし。どれだけ服を持っているのかなっていうのと、それだけあると収納とか大変じゃないのかなって。ちょっとした質問です。
SAAYA:いやぁ〜めちゃめちゃあって、困っているんですよ(笑)
自分でもなんでこんなにあるのって思って。でも、系統を縛りたくないんですよね。
ストリート系も着たいし、可愛い系も着たいし、セクシー系も着たい、トレンドをおさえたものも着たいっていうのがあってどんどん増えていっちゃいましたね。
二宮:具体的に何着あるとかわかる?
SAAYA:洋服は、正直数えられないです!靴も多くて、ヒールやブーツ、サンダル含め30足以上あって、スニーカーは、よく履くものだけでも10足くらいはありますね。
玄関がすごいうるさいんですよ(笑)

MAO:普通は、この人ってこういう系統だよなってあるじゃないですか。SAAYAはそれが違うんですよ。何を着ても似合うなって、コーディネートがうまいなって思いますね。
真似したいって思う。
SAAYA:これは嬉しい!(笑)

SAAYA→MAO Q:MAOさんのキラキラの笑顔の秘訣は?

SAAYA:チアって笑顔が大切なのに、私はなかなか笑顔で踊れなくて、間違えたらどうしようとか、立ち位置どこだってなっちゃうんですよね。だけど、ちょっと隣を見るとMAOさんはキラッキラの笑顔で踊っているんですよ。MAOさんの笑顔は笑おうって思ってやるんじゃなくて、これは絶対その場を楽しんで笑っている心からの笑顔だって思うんです。頭の中で何か意識していることとか、自然と笑顔になるための秘訣はありますか?
MAO:でも私がダンスを始めた当初は、全然笑わなかった子だったみたい(笑)
小学校6年生から中1くらいまでは笑わなくて、イベントを見にきた親が、私が笑っていないのを見て「なんでMAOって笑わないの?やりたいことしているのに楽しくない?」って言われて「え、楽しいよ!」って。私もその時、どうにかしないと笑えないのかなって思っていたんだけど、歌っていると表情よく見えるよって言われてから変わったかな。
とにかくその曲を何度も聞いて、歌詞を覚えて、歌いながらしていたら踊っている時の気持ちも楽しくなってきて自然と笑顔になれたのはあるかな。あとは「こんなに大勢の前で踊ることなんて人生でそうないんだし、楽しんじゃお〜」って思えるようになってからは自然と笑えるようになったかも。

MAOとびきりの笑顔

―最後に、今シーズン熱い声援を送ってくれた皆様にメッセージを―

SAAYA:今シーズンもありがとうございました。ブースターの皆さんにたくさん励まされたので、それを感謝できるような人になっていきたいなって思います。
これからもたくさんのありがとうを伝えて、頑張っていきたいです。

MAO:シーズン途中でコロナの影響で試合ができなくなってしまって、これから出す予定だったOGナンバーもせっかく楽しみにしていてくれていたブースターのみなさんには申し訳ないなっていう気持ちでいっぱいです。岩手のブースターさんの温かさを県内はもちろん、県外からもわざわざ来てくださる方もいらっしゃって、本当に愛情をいっぱい受けているなって感じています。本当にありがとうございました!また、来シーズンも応援してくれたら嬉しいです。