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二宮真佑子のブルズびいき

Vol.20 “I play to win !” エリック・ニッセン

長身ながら、機動力にすぐれ泥臭いプレーも魅力のエリック選手。
昨季は1試合平均得点13.3点と安定の得点力でチームの勝利に大きく貢献した。在籍2年目を迎える彼は、掴みきれなかった頂点の座に人一倍悔しい思いを滲ませた。コロナ禍でカナダに帰国した後もその思いは拭いきれなかったという。岩手に再び君臨したエリック選手は、すぐさまB1秋田へ期限付き移籍する。およそ1ヶ月間のハードワークの中でスキルアップを図り自身も成長を実感。ハイレベルな舞台での経験をチームに活かしてくれることを大いに期待したい!

今はまだ物語の途中だ!

二宮:岩手2年目を迎えて、今シーズンにむけての準備はどうですか?
エリック:チームの目標がB3優勝ということで、まずはチーム全体で盛り上げて、自分自身もハードにやっていきたいです。それとやっぱり秋田での経験は大きくて、この経験ももちろん活かしていきたいと思っています。
二宮:昨季はあと一歩及ばず悔しい思いをしました。カナダではどのように過ごしていましたか?
エリック:正直途中で帰るということは精神的にくるものがありました。気持ち的に沈んでいましたがカナダではバスケットは続けていました。もちろん、コロナの影響で体育館は使えない状況だったので、家の近くにある屋外コートやジムなどを活用してシューティング練習をして磨いていました。
二宮:戦い抜きたかった?
エリック:本のしおりを挟んだまま、物語の途中で終わって帰ってきたみたいな。
だから、それをもう一度開けて物語の続きを再びやりたいなっていう思いでした。
去年岩手に来てチームをB3で優勝することが約束だったので、それを果たすだけです。

ハイレベルな舞台で

―B3開幕までの間、B1秋田へ期限付移籍の経験をしたエリック選手。
トップレベルの技術やバスケ論に刺激を受け、よりレベルアップへの道を見出す―

二宮:秋田での経験はどうでしたか?
エリック:短い期間ではありましたが、様々なことがありました。
自信につながることもあれば、バスケットIQに関しても今まで自分が知らなかったことを多く学ぶことができました。外国籍選手としてチームに加わりましたが、B1レベルの外国籍選手は本当に強い。そういった意味でディフェンスにおける体の使い方は勉強になりましたし、フィジカル面での課題も見えました。練習から常に100%の力でぶつかり合うので自分の体力でもプレーに関しても全て成長につながりいい刺激になりました。

©秋田ノーザンハピネッツ

二宮:岩手でもその成果を見られるのが楽しみです!
エリック:実際に秋田に行ったことでプレーでの成長や自信は自分でも感じているので
それをB3の戦いの場で証明したいと思います!
二宮:今年は、得点力アップという点でインサイドに限らずアウトサイドからの攻撃も
積極的に取り組んでいると聞きました。
エリック:去年から3Pは試合でも打っていきたいという気持ちはありましたが、練習ではあまり重点をおいてやっていなかったので正直、自信が持てないところがありました。その反省を活かして今シーズンはとにかくシンプルにアウトサイドからの打数を増やすことを心がけています。まずは積み重ねの練習で自分の自信を確立しています。
二宮:チーム全体の雰囲気はどうですか?
エリック:選手一人ひとりが自信を持っていて、その自信があるからこそプレー中も互いに鼓舞し合いながら練習に取り組んでいます。難しいプレーに関しても自信を持ってミスを恐れることなくチャレンジできているので、ベストな形でチームづくりができていると思います。
二宮:プライベートにおいても気の合う仲間はいますか?
エリック:Everybody team is super 優しい!super nice guy!(笑)
中でも今年は、とし(#30)と一緒にトレーニングをしたり、KDを含めて温泉に行ったりしました。去年から残っているチームメイトの思いもしっかりと受け継がれているからこそいい雰囲気で仲良くできていると思います。

好きな日本語は「いただきます!」

―今季はプレーだけでなく日本語のレベルアップも図るエリック選手。練習後もチームメイトと楽しい会話を弾ませながら「月・火・水・・・」と発音練習をしたり、マネージャーが持参した「アサリのしぐれ煮」を試食してみたりと日本の言葉、文化を積極的に取り込もうとする姿が印象的だった―

二宮:日本語は、どのように勉強をしていますか?
エリック:夏の間、外国人向けの日本語の教科書やDuolingoという携帯アプリを使ってたくさん勉強しました。今年は、日本語が少しでも上手くなりたいと思っているので、チームメイトとはバスケの中でもコートの外でもミスを恐れずに多く話すことを意識しています。言葉の壁を少しでも取り払って、もっとチームと近い距離でコミュニケーションをとれるようにしていきたいと思っています。
二宮:ちなみに好きな日本の言葉はありますか?
エリック:いただきます!!(笑)

もっと知りたい素顔を拝見☆

大の日本食好き!

普段から日本食もよく食べるという
エリック選手。好きな日本食は?と聞いてみると、
「sushi、yakitori、yakiniku、shabushabu、全部!」と笑顔で。
白米・味噌汁・おかずの定食セットも好物ですっかり日本食にハマっています。
ちなみに盛岡のソウルフード“じゃじゃ麺”も大好物。もりおか冷麺は、何度か食べたけれどもちょっぴり苦手なんだそう。

オフも日本アニメでリフレッシュ!

二宮:オフの日の過ごし方は?
エリック:休みの日はちょっと勉強してちょっとトレーニングをして、
その後はずっと好きなアニメも観てのんびり過ごしています。
好きなアニメ?今は“進撃の巨人”。最高に面白いです!


得意料理は◯◯!

時間がある時は自分でも積極的に料理をしているそうです。得意料理は野菜炒めで、ポイントは、日本の野菜はとにかく全部入れる(笑)味付けはキムチを使ってスパイシーに、とのこと。だけど、日本にいても時折カナダの母の味が恋しくなるそうです。母がよく作ってくれたのは、魚を使ったシチューなど家庭的なイタリアン料理。ん〜母の味って、身も心も温まりますよね。

―最後に、開幕を楽しみにしているブースター・ファンの皆様へひとこと―

エリック:とにかく勝ちたい!死ぬほど勝ちたいです!ただただそれだけの強い思いを持って頑張りますのでどうぞ応援ヨロシクオネガイシマス!!

※次回は、#6松尾啓輔選手です。乞うご期待!